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カナダマーケティング学生日記 Apple編

みなさんこんにちわ、カナダのマーケティングカレッジに通っているポッターです。

今日は皆さんご存じAppleがなぜこんなにも日本人に愛されているのか。日本人はApple製品を手放なせないのかをAppleマーケティング戦略によってひもといていこうとおもいます。

 

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Apple「基本情報」

Name Apple Inc.

What インターネット関連製品、デジタル家庭電化製品および同製品に関連するソフトウェア製品を開発、販売する多国籍企業

Where アメリカ合衆国カルホルニア州

When 1976年4月1日 Apple Computer Companyとして創業

Who 設立 スティーブ・ジョブズ

   CEO ティム・クック

 

導入

なぜこのお題について調べてみようかと思ったかといいますと、日本が偉大な国だからです。カナダに来てから日本がどれだけすごい国なのか毎日感じています。こんな離れた国なのに、日本製のものを見ない日はありません。日本という国の認知度も100%というくらい日本という国を知らない人はいません。日本には海外で通用する技術力があるのにどうして日本人はみなApple製品のiphoneを使っているのか疑問に思ったからです。わたしも日本製のスマートフォンを昔使っていたのですが、決してiphoneにもひけをとらないとても使いやすい商品でした。先日、欧米の会社はアジアの会社に比べて、ブランディングにものすごい力を入れていることを学んだことを背景に、わたしはもちろんデザイン製なども人気の理由だろうがAppleマーケティング戦略になにか秘密があったのではないかと思ったからです。

 

Appleマーケティング戦略

わたしはAppleマーケティング戦略は3つあると思っています

Apple Store設立

②乗り換えを困難にする。

価格戦略

これら3つによりAppleは日本市場での大きな成功を果たしたのだと思う。

それでは一つずつ理由を説明していきます。

 

Apple Store設立

これはとても有名なAppleマーケティング戦略の一つですが、Appleの販売方法は量販店だけでなく「Apple Store」という独自の直営店で自社の製品を販売している。これは数多くのブランドと様々な製品を扱う量販店ではどうしても一つの製品に特化することは難しく、商品知識の不十分さにより、製品の魅力を十分に伝えることができない。Apple Storeでは既在の顧客と新規顧客に量販店での感じることのできないアップル製品に対する「よい体験」をすることができる。また人材育成も徹底しているため1ランク、2ランク上の顧客対応をしてくる。それはアップル製品に対する購買意欲の上昇に繋がる。

内装にも徹底的にこだわっていて全世界共通のシンプルなインテリアスペースにできる限りの数多くの製品を並べ、実際に来店客に自由に体験してもらうスペースを設けています。また買いたいときを逃さないようにその場で簡単にできるセルフ決済も導入しました。

このような戦略によって多くの日本人が「新しい体験」に魅了されていきました。

 

②乗り換えを困難にする。

アップルの製品は他社製品との互換性はほとんどありません。こうすることで、アップル製品だけを使っていれば使いやすく快適ではあるが、他社製品に移行しようとすると様々な障壁が立ちはだかるようにしておき、その上で古いバージョンよりも使いやすく改良されたバージョンを提供し、どっぷりとアップル製品に依存してもらおうというものです。

こうすることで顧客はAppleipadというハードウェアからiTunesというソフトウェアまで一貫して使用するようになり「より使いやすいしわかりやすい」と思い、忠誠心がアップするという戦略です。

 

価格戦略

Appleは日本の会社がハードウェアばかりを意識していてソフトウェアをおろそかにしていたこと、日本は世界基準と比べたら、国民がお金を持っていることなどからある程度は人気が出ると確信していたようにわたしは思います。なのでAppleは人気が出ることを前提にソフトバンクにだけ販売権を売ったのだと思います。ソフトバンクだけにiphoneを売れば、auなども人気を無視できなくなり、auなどにとっては回線?の都合などによって売りにくいiphoneを売るという方向に持って行くことができ、必然的に日本の携帯会社3社での価格競争が始まるというわけです。そしてiphoneの最大の弱点でもある「価格」を携帯会社の価格競争によって顧客に感じさせないことを可能にしたのです。

 

 

いかかがでしたでしょうか、この記事を書いていてAppleのすごさを改めて感じました。これを読んでマーケティング学生としての独自の視点も楽しんでもらえたら嬉しいです。