Netflixの強敵!?Apple TV+配信開始!
みなさんこんにちわポッターです。
先日アップルが動画配信サービスを始めると発表しました。
アップルは米国などで11月から「アップルTV+(プラス)」を始めます。動画の月額
料金はティム・クック最高経営責任者(CEO)が自ら「クレージー」と話した4.99ドル
(約540円)に設定しました。
「アップルTV+」はオリジナル作品を含む映像作品を100カ国以上で配信予定です。ネ
ットフリックスの米国の配信価格は最も安い契約で月8.99ドル(約980円)。ウォル
ト・ディズニーが11月に始める動画配信「ディズニー+」は月6.99ドル(約760円)
で、アップルの安さは突出しています。スマートフォン「iPhone」などアップル製品を
購入すれば動画配信を1年間無料にするプランも発表しました。
アップルは圧倒的な資金力を背景に、独自コンテンツの確保に向けた予算も積み増す方
針で、「25年までにネットフリックスに匹敵する規模に育つ」とも言われています。
競合他社などのネットフリックスなどよりも安いので、後発ながら一気にシェアを奪お
うとの狙いが見えます。同社のスマホ「iPhone」は世界で14億台が稼働するプラット
フォームなので、巨人の参入は動画市場の競争をさらに激化させるでしょう。
アップルの強みは2つあります。
①潜在ユーザーを世界に抱えていること
②「アップル」のブランド力
①潜在ユーザーを世界に抱えていること
アップルが新参ながら100カ国以上でサービスを立ち上げるのは、ハード事業で培って
きた土台があるからです。なんでアップルはすでに14億の動画配信の窓口を持っている
と言えます。
②「アップル」のブランド力
これも相当大きなものです。
もうすでに著名映画監督のスティーブン・スピルバーグ氏や人気テレビ司会者のオプ
ラ・ウィンフリー氏らが協力を表明しています。
いまや動画はiPhone事業への依存度を減らしたいアップルでは、07年の投入後、一世
を魅了してきたiPhoneが、2019年は6月末まで9カ月間の売上高が前年同期比15%の大
幅減っています。なので「アップルTV+」は次のビジネスの切り札と言えるでしょう。
アップルはこの事業に60億ドルを費やすとしていますが、ネットフリックスは2019年だ
けで175億ドルを費やす見込みなのでアップルもまだ見劣りしています。またディズニ
ーは過去からの映画資産を動画に生かすなど、コンテンツ企業としての強みを発揮しています。
動画業界はこれから目が離せない業界のひとつと言える。