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都会で生まれた人の方が精神病になりやすいという研究結果がでました

どうもポッターです。

Google Scholarより興味深い記事を見つけたので今日はそれを紹介していきたいと思います。

 

2018年にケンブリッジ大学うつ病やコミュニケーション障害は都会で生まれた人と田舎で生まれた人とでは都会で生まれた人の方がこのような精神病になりやすいという研究結果という論文を発表しました。

 

研究対象 

1995年1月から2006年12月までにデンマークに生まれた2,894,640人が対象

 

検査方法

 デンマーク国民の全員が登録しているThe Danish Civil Registration System (CRS)と呼ばれているいわゆる全国民の個人情報である。ここでは国民ナンバーから、性別、生まれた場所、生命状態に関する情報までありと情報が継続的に更新され管理されている。

そしてこの研究では、デンマークの精神医学病院とこの病院に訪れた人の情報をリンクさせて調べました。

 

うつ病やコミュニケーション障害 定義

 精神病院を訪れた人を調べたのだが、うつ病やコミュニケーション障害と重度精神障害を区別する。なぜならば重度の精神障害は生まれつきや何か大きなショックが過去にあった可能性が高いからだろう。そこで精神病院に入院したか、外来治療を受けた場合は重度精神障害としてこの研究では研究対象外としています。

またうつ病やコミュニケーション障害を重度によって数値化しました。ICD-10という診断システムを使った。

 

都会と田舎の定義

デンマークの都市は都市化に応じて次のように分類されました。首都、首都郊外、地方都市(タウン)、農村地域。デンマークは人口530万人、総面積43000Km2の小さな国です。

 

結果

これが結果だ。この表ではうつ病やコミュニケーション障害をもっと細かな症状に分類しているが、一番わかりやすいany psychological disoder(精神障害)を比べてみると、 首都(1.38)、首都郊外(1.29)、地方都市(1.12)、農村地域(1.00)という結果になり、どの項目でもこのような傾向が見られた。

 

まとめ

 原因としてはやはり都会の方が人間関係などで気にしなければいけないことの量が多いことがあげられると思います。都会に住まれている方などがいたらたまには田舎に空気を吸いに行ってみるといいかもしれませんね。